名称・所在地・連絡先
社団法人 イグアス日本人会
- 住所: Distrito Yguazú Km 41, Dpto. Alto Paraná, Paraguay
- 電話: (0632)20243
- ファックス: (0632)20468
- E-mail: nikkaiygpy@hotmail.com
場所
沿革
1964年 | 道路委員会結成 |
1965年 | 教育協力委員会、治安協力委員会結成 |
1967年 11月 | 道路委員会、教育協力委員会、治安協力委員会が統合し、イグアス運営協議会が発足 |
1967年 12月 | イグアス自治会と改称 |
1978年 | イグアス日本人会と改称 |
1980年 | 社団法人格を取得 |
1987年 | JICAイグアス事業所より診療所を受託運営 |
1987年~92年 | 移住地道路改修工事(総延長410km) |
1992年 | 診療所、薬局の運営主体となる |
1992年2月 | 上水道敷設 |
1993年~95年 | 診療所増改築工事 |
1994年 | ピクポ公園造成委員会発足 |
1995年 | モンダウ橋架橋工事完成 |
1997年 | 図書館開館 |
1999年 | 教育推進委員会発足 |
2000年 | 青年部発足 |
2001年8月 | 入植40周年記念祭典 |
施設
イグアス日本人会では、日本人会事務所に加え、イグアス日本語学校、日本語高校、各種グランド、診療所、薬局(診療所内)、ピクポ公園、採石場、霊園、文化交流センター、職員宿舎、などの施設を運営管理しています。
以下は、日本人会の主な施設等の写真です。
日本人会事務所 上空から見た日本人会会館付近 イグアス診療所 医療機器の充実した診療所内部 四駆の救急車で悪路にも対応 救急治療室も完備 野球グラウンド ゲートボール場(4面) 野球グラウンド(左上)、ゲートボール場(右上) サッカー場(左下)、総合運動場(右下) イグアス日本語高校では 毎週土曜日に授業 診療所そばにある鶴寿の家は、 移住地の老人達の憩いの場 鶴寿の家の横に広がる パークゴルフ場 採石場全景 近隣にあるグアラニー空港建設にも この採石場の石が使われた 移住地開拓の 先駆者の眠る霊園 霊園の慰霊碑 「照 魂」 移住40周年記念事業で建設された 文化交流センター 移住40周年記念事業として 市街地中心部の石畳舗装工事が実現 ピクポ公園の人工池 LAGO PIKYPO 公園ではパークゴルフ、アサードなどの他 夏はプールも楽しめる
事業活動内容など
イグアス日本人会では、以下のようなさまざまな活動により、移住地の自治運営を支え、現在では日本人・日系人の枠に留まらず、非日系人も含めた地域社会全体を考える組織となっています。
総務部
日本人会館の管理の他、会員への連絡業務などを担当しています。
事業部
採石場を経営し、その利益を移住地のために使う資金にするほか、深井戸の新設・維持などによる移住地の水道の管理、ピクポ公園の管理整備を担当してます。
教育部
イグアス日本語学校の運営管理のほか、校舎内外の環境整備や教師の研修など、教育および後継者育成を担当しています。
文化部
運動会、成人式などの文化行事の企画運営を担当しています。
体育部
年に一度行われる入植記念運動会の開催のほか、各種地区対抗スポーツ大会の立案実施、その他各種体育競技への協力、グラウンド施設の管理を担当しています。
防犯部
非日系も含めた地域全体の治安維持組織であるイグアス警察協力委員会への協力・助成に加え、事件時の捜査協力、防犯パトロールへの協力を担当しています。
昨今のパラグアイの経済不況および政情不安により、治安は急激に悪化しているため、現在その重要度はさらに増しています。
福祉厚生部
イグアス診療所を管理運営し、健康診断・定期検診を始めとした地域医療活動を推進しています。 また、婦人部の協力を得て敬老会を開催するほか、ハード面での高齢者福祉についても、レクリエーション環境の整備などを進めています。
その他、遺族会の協力の元、共同墓地の維持管理に努めるほか、毎年行われる慰霊祭を担当しています。
道路部
移住地内の道路や橋架の工事や整備を担当しています。現在は、日本人会・市役所・イグアス農協で構成された環境整備委員会により、入植40周年記念事業の一部である市街地中心部の石畳舗装計画が進められているほか、2001年には国際道路に接続する主要アベニーダの舗装化が完成しました。
系統団体
老人クラブ 鶴寿会
1984年に発足し、本人又は配偶者が60歳以上の会員で構成されています。
主な活動は、2ヵ月ごとの誕生日会の他、パークゴルフ大会、日帰り旅行、すきやき会、年末の餅つき大会などを実施する他、各種の趣味のグループを作り、胡蝶蘭栽培、釣り、俳句、川柳などを楽しんでいます。
また、2002年には、川上宏元シニアボランティアの協力を得て、会員の個人史をまとめた「大地に刻む いのちを刻む(第2集)」を発行しました。
婦人部
1975年に設立され、日本人会の行事および移住地への各種訪問団等の来訪時には、各地区で分担し、手作りの日本料理を接待を担当するなど、日本人会を支える土台となっています。
接待以外にもまた毎年の敬老会では、手作りの贈り物を作るなどで移住地に貢献するほか、バレーボールや卓球、手芸などの各種クラブ活動も盛んに行われています。
また、2002年には、パラグアイ初の日系女性史「あかつちと共に」を発行しました。
青年部
イグアスの若者達、特に高校卒業後にイグアス移住地に残る青年と各地に散らばった青年とが、イグアスという故郷に戻ってきたときの仲間組織作りを目指し、2000年に設立されました。
日本人会の行事を手伝うだけでなく、年末にはピクポ公園にて花火大会を企画開催するなど、積極的な活動を行っています。