パラグアイ日系社会支援事業(ピラポ日本人会)

事業名 : 医療衛生対策(診療所医療機材の更新)

申請概要

ピラポ診療所はイグアス、ラパスの両診療所と同様に、医療衛生対策として移住地開設当初にJICAの前身である海協連により開設されたもので日本人移住者を含めた地域住民の健康維持管理を担ってきている。1986年9月にJICAより当日本人会に移管されて現在に至っているも、厳しい運営状態におかれており、運営費や医療機材などJICAの支援あってこそ運営継続できたと言うのが実態である。然しながら、JICA支援も2014年度で終了しており、抜本的見直しが必要となって、2015年度にJICA助成金によりコンサルタントに委嘱して運営診断を実施した。

同コンサルタントのコメントは、医療機械の更新を第1に、診療所事務のシステム化、医師の歩合制雇用、看護師の勤務体制の検討、検査技師の確保など多岐にわたっている。

これまで、できる範囲で改革してきてはいるものの、診療所(SANATORIO)のカテゴリーとして厚生省に登録しており、それに基づいて運営しなければならず、厳しい舵取りが強いられている。

コンサルタントが提示した指摘事項(患者数増と収入増)は何れも喫緊の課題であるが、その第1が医療機材の更新であったところ、定期的にメンテナンスを繰り返して使用しているエコーグラフィーは液晶パネルの損傷で耐用限界であることから更新申請するに至った。但し、新品は高価格であることから、日本から中古を輸入するものである。

期待される成果

イタプア県下で医療機材・医療スタッフが整備されているのは一部の特例を除き、県都エンカルナシオン市だけであり、医療機材、医師・看護師等、医療体制が整っている当診療所においては、場内はもちろんのこと、近隣地域の住民を含め広範囲にわたって診療活動を行っている。注目していただきたいのは、外来患者の7割方が非日系人ということです。

診察、診療の低料金、サービスの満足度等に配慮しながら、厳しい運営ながらも継続して運営すべきとの日本人会総会の総意でもあり、引き続き、地域住民の健康管理に配慮したいと思考している。

今般、待望の医療機材更新が実現して、エコーグラフィーはフル回転で診療外来の健康管理に貢献している事を申し添えます。

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