2008年度JICAボランティア紹介

JICA日系社会青年ボランティア(ソーシャルワーカー・理学療法士)
友利陽子(ともり ようこ)

みなさん、こんにちは。2008年7月にパラグアイ日本人会連合会に新しく着任した友利陽子です。職種は高齢者福祉で、アスンシオン地区、ラ・コルメナ地区、アマンバイ地区の3地区を担当しております。主な活動内容は、各地区でのデイサービスにて体操やレクリエーション、健康講話などを行い、元気作りのお手伝いをしたり、各家庭を訪問し、日常生活で困っていることに対してアドバイスを行っています。また、地元福祉ボランティアの方々に対して「高齢者とは」や「介護」に関する講習会も行っていく予定です。

着任してまだ4ヶ月程ですが、活動を通して感じたことは、みなさんとてもお元気で若々しく、パークゴルフやゲートボールなどの趣味活動を行う傍ら、セルベッサで息抜きをし、1日1日を楽しく元気に過ごされていらっしゃる、ということです。開拓当初の辛く苦しい時代を生き延びた先駆者の方々のご苦労は計り知れないものだと思います。

私の出身地、沖縄県は、日本一の長寿県と言われています。沖縄のおじぃやおばぁ達も戦後の苦しい時代を生き延び、今の沖縄を創りあげてきました。パラグアイ、沖縄どちらにも共通した「苦しい時代を生き抜いた力」こそが、今の元気さを現しているのではないかと感じました。全く正反対に位置するパラグアイと沖縄ですが、どこか懐かしい気分にさせてくれるパラグアイ。2年間ではありますが、皆さんが1日1日を楽しく元気に過ごして頂けるようお手伝いができればと思っております。

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