新しいJICAボランティアの紹介

JICA日系社会海外協力隊員(ソーシャルワーカー)

 高田浩司(たかだ こうじ)

2月より新しくパラグアイ日本人会連合会に配属になりました、高田と申します。北海道札幌市から来ました。

 「北海道!」と聞くといま世界中をかけめぐっているコロナウイルスが日本で大流行している県のひとつで、「そんなところから来た人間とは会いたくない。握手なんてもってのほか!」と言われるかもしれませんね。私が日本を出発したのは1月14日なので、まだ日本に感染者が出る前でした。それよりもいまは一緒に来た協力隊員が次々とデンゲにかかっているので、それに続かないよう、蚊よけを塗りたくっている毎日です。

 3月第1週から2週にかけて、国内各地の日本人会へ菊池事務局長と挨拶回りをさせていただきました。どこでもあたたかく迎えていただきスペイン語を気にせず日本語だけで暮らす、甘やかされた(?)スタートでしたが、それぞれの地域で日系社会を盛り上げようと努力されている様子が非常に感じられ、私も福祉面でその一端を担わなければと気をひきしめています。ちなみにアマンバイ地区はJICAの方針で残念ながら訪問ができないこととなっていますので、全パ老人クラブ親睦交流会や全パ高齢者福祉合同研修会でお会いできることを楽しみにしています。

 私も年齢は老人クラブに加入させてもらってもいいくらいなのですが、今回の派遣から、JICAの制度変更で連合会配属のソーシャルワーカーはシニアでも青年でもない、ただの海外協力隊員(ボルンタリオ)となりました。費用面でも各日会さん等にご負担をかけることが多くなってしまいますが、2年間、皆さんと一緒に頑張って活動したいと思います。どうぞよろしくお付き合いください。

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