5月29日(火)30日(水)の2日間にわたり、全パラグアイ日系社会の福祉ボランティアをはじめ日本人会、文化協会の高齢者福祉関係者が集う福祉合同研修会が、神内日系社会福祉センターで開催されました。この合同研修会は、各地区福祉活動に係る情報交換と交流の機会となっています。
来賓には、来賓に石田大使、田辺領事、近藤JICA次長を迎え、そして各地区福祉関係者、ボランティア、一般協力者、JICAボランティア、事務局関係者を合わせて62名となりました。
今年度は、開会式での主催者と来賓挨拶の後、地元福祉ボランティアによる地区福祉活動の紹介と意見交換をはじめ、JICA本邦研修生の報告、そしてJICAシニアボランティアと日系社会青年ボランティアによる、高齢者の健康管理や地区での福祉活動の企画について、講義とグループディスカッションを通して学ぶことができました。さらに、車いす使用者向けに改造された福祉センター内居室の障害疑似体験を合わせた見学、福祉関連図書や介護用品、そしてレクリエーション素材の展示・紹介など、充実した研修を実施することができました。
懇親会では、JICAボランティアがよさこい踊りを指導し、鳴子を持って皆で楽しく踊りました。
参加者の方々からは、実際の福祉活動に役立つことを多く学び、他地区のボランティアと有意義な情報交換ができたとの感想をいただき、研修会の全日程を無事終えることができました。
参加者の皆さま大変お疲れ様でした。研修会にご協力いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。