「2017年度全パ高齢者福祉合同研修会」開催

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6月6日(火)7日(水)の2日間にわたり、全パラグアイ日系社会の福祉ボランティアをはじめ日本人会、文化協会の高齢者福祉関係者が集う福祉合同研修会が、神内日系社会福祉センターで開催されました。この合同研修会は、各地区福祉活動に係る情報交換と交流の機会となっています。

参加者は、来賓に上田大使夫妻、梶本領事、吉田JICA所長、宇都老連監事を迎え、各地区福祉関係者、ボランティア、一般協力者、JICAボランティア、事務局関係者を合わせて74名となりました。

今回は、第4次福祉事業アクションプランの初年度として、地元ボランティアの地区福祉活動に関する意見交換やグループワークを通して福祉サービスを具体的に企画することを学びました。

主な内容は、展示コーナーにて、様々な福祉用具の紹介、福祉図書の紹介・貸出し、そして各地区の手工芸作品展示やレクリエーション素材の紹介が行われ、参加者が手に取って見たり、試したり、遊んで体験することができました。開会式での主催者と来賓挨拶の後、サンパウロでの福祉施設視察研修について報告があり、先進地の活動から、パラグアイ日系社会で取組めることや今後の課題について考える機会となりました。続いて、2016年度JICA本邦研修生報告と2017年度研修予定者を中心に公開座談会、そして、第4次福祉事業アクションプランの説明の後に、岩﨑シニアボランティアによる講義「自分たちでつくる、福祉活動」とグループワークがありました。研修2日目には、各地区での福祉活動について、”研修で学んで活動に取入れたこと”をテーマに報告がなされました。その後のグループワークで企画した福祉サービスについての発表では、多様なアイディアが出され興味深い内容でした。

懇親会では、地元アスンシオンのボランティアや婦人部の方々による美味しい料理の後に、沖縄ソング「ハイサイおじさん」~♪に合わせて創作舞踊を皆で踊りました。

今回の研修会では、JICA日系社会ボランティアがシニア1人という厳しい状況でしたが、青年海外協力隊員の支援を得て、福祉関連図書や介護用品、レクリエーション素材の展示紹介とともに、充実したグループワークを実施することができました。

そして、日本から福祉施設の代表取締役が参加され、日本の福祉事業に関する専門的な内容を聞くことができ、地元福祉ボランティアの方々にとって有意義な研修となりました。また、建築分野の方にも参加をいただき、福祉サービス施設の企画にアドバイスを得るなど、他の専門職との連携を持つことができたのは、新たな収穫です。

2年間お世話になった岩崎シニアボランティアによる最後の研修として、頭も体も大いに働かせ全日程を終了しました。参加者からは、グループワークでは大変だったけれども今後の企画に役に立つ、多くのことに気づいた、地区活動で悩みながらもまた奮い立たせることができたとの感想をいただきました。

参加者の皆さま大変お疲れ様でした。研修会にご協力いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

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