日系社会青年ボランティア(ソーシャルワーカー)
水野 亜紀(みずの あき)
日系社会ボランティア28回生の水野亜紀です。パラグアイ日本人会連合会にソーシャルワーカーとして配属となりました。
出身は、岡山県です。本州の西に位置し、瀬戸内海という内海に面した県です。生まれた所は、岡山でも、北に位置し、鳥取との県境に近い鏡野町という田舎の小さな町です。少しパラグアイの風景と似たところがあるのかなと感じています。
私は、介護福祉士として、約10年間、働いてきました。関わった全ての方に支えられた10年だったと感じています。時には、悩んだりもしましたが、「ありがとう」の言葉と、とびっきりの笑顔に、元気とパワーをもらい、今日に至っています。その度に介護という仕事の良さと素晴らしさを実感しています。感謝の気持ちや命の大切さと責任感、家族との絆・・・本当に多くの事に向き合う事が出来ました。その全ての事が、私をどんどん成長させてくれています。
縁があり、パラグアイに来ることが出来、この地で福祉の仕事に携わる事が出来ます。また、アスンシオンの他、アマンバイとラ・コルメナ移住地にも伺いますので、たくさんのお話を聞かせて頂きたいなと思っています。
たった2年間という期間ですが、多くの事を学び、吸収し、みなさんと共に新たな成長が出来ればと、思っています。至らないところが多いとは思いますが、よろしくお願い致します。
「パラグアイ日系老人クラブ連合会会報2012年9月号第190号」より