2023 年7 月27(木)~ 7 月28 日(金)
オンライン研修(Zoom)
テーマ「ボランティア活動で大切なこと~ 高齢者支援の基本をおさえて地域活動に役立てる~」
2023年7月27日(木)、28日(金)に2023年度全パ日系社会高齢者福祉合同研修会がZoom利用のオンライン形式で開催されました。
今年度のテーマは、「ボランティア活動で大切なこと~高齢者支援の基本をおさえて地域活動に役立てる~」で、新しくボランティア活動に参加する人が、スムースに高齢者への支援・対応ができるように、また、経験あるボランティアにとっても再確認の機会として、高齢者支援の基本を学び、どのように地区活動に活かせるかを一緒に考えることを企画しました。
プログラム第1日目、7月27日(木)は、13:30に始まり、原本功高齢者福祉事業推進委員会委員長より開会宣言がなされ、福祉ボランティアの日頃の活動への感謝の言葉や、2023年度の委員会活動計画が報告されました。続いて、檜垣会長が主催者挨拶をされ、来賓の在パラグアイ日本国大使館橋本真志領事とJICAパラグアイ事務所高畠千佳所長よりお言葉をいただきました。
1日目のブログラムは、各地区の活動報告が行われました。自分の地区活動とは違っている点などに興味を持たれて傾聴されていました。
2日目28日も13:30に始まり、6月初めに連合会に配属された高田浩司JICAボランティアによる講義が行われました。「ソーシャルワークの基本を知り、ボランティア活動にいかそう」とのテーマで、援助の原則やコミュニケーションの手法について学び、演習ではロールプレイをしたり、高齢者支援活動でどのようなことを取り入れて実践できるか地区別で話し合ったりしました。
研修会参加者の皆さんからは、高齢者とのコミュニケーションの取り方など今後のボランティア活動に役立つ内容であったこと、また、1日目の地区活動報告では、他地区での活動を知り、自分の地区の福祉活動に取り入れたい内容もあり、今回も新たなアイディアを得ることができたのと感想がありました。
ただ、オンラインでは話の意図を十分に伝えきれなかったり、会話が展開しづらい面もあったりで、コロナ禍以前のように対面での研修会の実施を望む声も聞かれたので、どちらも一長一短あり、来年度に向けて検討を進めることとなりました。
2023年度全パ日系社会 高齢者福祉合同研修会 報告書