高齢者福祉推進委員会が発足して5 年目、日本人連合会の加盟団体等の20 歳以上の者を対象にした福祉調査が、2012年と2013 年に実施されました。福祉・医療に関する状況を把握し、基礎的なデータを収集・分析をすることで、今後の福祉活動の方向性を探ることが目的です。2013 年の調査の実施と両調査結果の集計・分析においては、JICA の短期シニアボランティアの支援を得ることができました。これらの調査は、日本人会や文化協会等、日本人会連合会の加盟団体を主な対象としており、非会員の日系人を把握できていないという限界はあるものの、幅広い世代からの健康や福祉に関する情報を数値化できたという成果がありました。