全パの福祉関係者が集い、お互いの地区福祉活動に関する情報交換・交流の機会である福祉合同研修会が、6月9日(火)~10日(水)の2日間わたり、福祉センターで開催されました。参加者は、来賓(上田大使、梶本領事、吉田JICA所長、菊池全老ク副会長)、地区福祉ボランティア、JICAボランティア、事務局関係者を合わせて69名となりました。
今年度は、新たな企画も取り入れ、充実した研修内容となるよう工夫いたしました。主なプログラムは、主催者と来賓あいさつに続き、①各地区からの活動報告、②「第3次福祉事業アクションプラン」の報告と意見交換、③パネルディスカッション「家族に学ぶ、家族を支える」、④2014年度JICA本邦研修生の西山由紀美(イグアス)さん、浜頭ジェニー(アスンシオン)さんによる報告他、⑤JICA浅海シニアと佐藤日青ボによる帰国前報告、⑥各地区が体操や手工芸を紹介し合う活動体験、⑦福祉推進委員会運営会議、⑧グループ別ボランティア交流会、⑨地区別での今後の計画話し合い、がありました。さらに今回は、当推進委員会の福祉関連図書や介護用品の紹介・貸出、そして介護用品取扱い業者による展示・紹介を試みました。
ま ず、各地区からの活動報告では、昨年の合同研修会で計画した各地区での取り組み案について、それぞれの地域性を活かした興味深い報告がなされました。また、パネルディスカッションでは、家族の介護を経験した方々から話を聞きました。多くの質問が上がり、家族介護者を支援することについても、考えるきっかけとなりました。さらに、レクリエーション等に活かすための、各地区が行っている体操や手工芸を持ち寄った活動体験では、お互い実際にやってみることで、進め方などを含め収穫があったかと思います。
懇親会では、地元アスンシオンのボランティアが腕を振るい、美味しい料理でお腹も満たされた後は、テーブル対抗ビンゴゲームで盛り上がりました。
福祉活動に対するボランティアさんたちの意気込みを感じながら、「今日の日はさようなら」の歌で締めくくり、研修会の全日程を無事終えることができました。
参加者の皆さま大変お疲れ様でした。また会う日まで~♪
研修会にご協力いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。