前々日は一日中小雨、前日は一日寒くて曇天、当日(5/19)は朝から晴れ間が広まるアスンシオン日本人会体育館で第12回全パ日系老人クラブ親睦会が開催されました。
主催は全パ日系老人クラブ連合会で、執行団体は地元アスンシオン老人クラブ寿会でした。毎年老人クラブ持ち回りで開催しているものですが、新型コロナ感染症のパンデミック期間中は行うことできず、昨年、4年ぶりのピラポ開催に続く今回の交流会でした。親睦交流会の式典プログラムは次のとおりです。
08:30 | 集合受付開始 | ||||
総合司会 | 菊池 幸恵 | ||||
09:30 | 開会宣言 | アスンシオン寿会副会長 | 山本 光信 | ||
国歌斉唱 | パラグアイ・日本両国歌 | ||||
黙祷 | 物故者の御霊に | ||||
歓迎挨拶 | パラグアイ日系老人クラブ連合会会長 | 所谷 拓 | |||
歓迎挨拶 | 執行委員長 アスンシオン寿会会長 | 菊池 明雄 | |||
歓迎挨拶 | アスンシオン日本人会 | 諸橋 洋介様 | |||
来賓祝辞 | 駐パラグアイ日本国大使 | 中谷 好江様 | |||
JICAパラグアイ事務所所長 | 高畠 千佳様 | ||||
パラグアイ日本人会連合会会長 | 石田ミゲル様 | ||||
表彰並びに表彰状伝達式 | |||||
日系老人クラブ連合会より感謝状 | 山脇 生年様 | ||||
全国老人クラブ連合会より育成功労賞 | 菊池 明雄様 | ||||
10:10 | 各地区老人クラブ参加者紹介 | ||||
10:40 | 健康講話と体操 | JICAボランティア | 高田浩司隊員 | ||
JICAボランティア | 宮村登茂子隊員 | ||||
日本人会連合会 | 吉田牧子福祉主任 | ||||
11:20 | 昼食交流会 | ||||
乾杯の音頭 | 在パラグアイ日本国大使館 領事 | 橋本 真志様 | |||
12:00 | アトラクション | ||||
司会ジャパン文化教室校長 | 飯原 直美 |
前日からアスンシオンに着いて一泊した老人クラブ、日帰り強行の老人クラブなど、パラグアイ各地から老人クラブ会員や福祉ボランティア、来賓、地元協力者の婦人部や青年部の方々で300人近い参加となり盛況な交流会となりました。
ピラポ交流会に参加されていない方は5年ぶりの再会であり、また、初めてこの親睦交流会に参加された方も多く、式典がはじまる前から大森林開拓に汗を流した経験や地域情報等で、談笑の輪が広がっていました。
昼食交流会は、在パラグアイ日本国大使館橋本領事の乾杯の発声で始まりました。参加者の皆さんが楽しみにしていたのは昼食懇親会で、アスンシオン日本人会婦人部の方々が心を込めて作られた盛沢山なお料理、友愛グループ調理のお刺身やデザートも出されて、出席者の皆さんから歓喜の声が聞かれました。接待は日本人会役員と青年部の方が担当してくださり、何度も回って不足はないかとの気配りをされていました。
また、ディサービスさくらボランティアによる会場内誘導、応対やJICAボランティアの健康講話の後、健康体操レクで皆さん体を動かし、会場を盛り上げてくれたことも申し添えます。
親睦交流会恒例のアトラクションは、アスンシオン日本人会ジャパン文化の和太鼓グループによる演奏からはじまり、高齢者の唄や踊りが披露され、楽しんだり感心したりと大きな声援と拍手が会場に鳴り響いていました。
アトラクションの途中で、第7回シルバー川柳コンクールの最終審査結果の発表と表彰が行われましたが、詳しいことは、次の機会に説明することとして省略します。
寿会のお話しでは、この親睦交流会の標語は「支え愛 共に歩もう 健康長寿」ですが、日本人会役員、職員、婦人部、青年部、友愛グループ等多くに方々に支えていただいて盛大且つ成功裡に交流会ができたものです。とのことです。参加者の皆さんは心こもったおもてなしに感謝し満足して、来年のアマンバイでの再会を約束して散会となりました。
写真は寿会の提供であり、その一部を掲載いたします。